【岐阜県のコンクリート骨材について】
岐阜県は日本の中部地方に位置する県であり、多くの建設業者や建築家にとっては重要なエリアです。岐阜県で建設業を行う際に欠かせない材料の1つがコンクリートです。
平成10年程では、岐阜県内ではコンクリート二次製品工場は40工場以上稼働していた記憶があります。

それもそう、木曽川・揖斐川・長良川・飛騨川と岐阜県内においては河川沿いに骨材採取場が多くあり、
コンクリートを製造する環境が整っておりました。しかし、近年ではそれも淘汰されている次第ではあり随分と減っております。自然バランスを考えれば、現状維持で無理な採掘・製造でもなく、丁度よい様な気もしています。

コンクリートは、セメント、骨材、水、および適切な混和剤を組み合わせて作られる材料で、世界中で広く使用されています。
骨材は、コンクリートの主要な材料の1つであり、石、砂、砂利、または破砕された石灰岩などの天然の岩石や鉱物から作られます。岐阜県で使用される骨材は、主に砂利と石灰岩です。
これらの骨材は、コンクリートの強度や耐久性に重要な役割を果たします。

骨材の性質は、コンクリートの品質に大きな影響を与えます。
岐阜県で使用される骨材の主な性質は、密度、吸水性、硬度、形状、粒度分布、砂含有率、含水率、または有機物含有率などです。
これらの性質は、コンクリートの強度や耐久性、施工性、および外観に影響を与えます。

岐阜県で使用される砂利は、一般的に約2mm〜40mmの範囲で粒度が均一で、平滑で丸い形状をしています。これらの性質は、コンクリートの強度を高めるのに役立ちます。また、砂利は水をよく排水するため、コンクリートを乾燥させることができます。

石灰岩は、主にカルシウムカーボネートから作られる白色または灰色の岩石で、硬度が高く、密度が大きいため、強度と耐久性が向上します。また、石灰岩は、コンクリートの中で化学反応を起こすことができ、硬化したコンクリートの強度を高めることができます。
総じて、古くから岐阜県のコンクリートに使用されます骨材は品質に優れておりました。

この様な硬化コンクリートに対しても更に強固にするテクニカルコンクリート生成技術が容易に可能であります。
簡単にお伝えしますと、コンクリートの耐久性や強度、表面密度の改質により、
60年や70年を目標したコンクリート示方配合(配合計算書)についても安価に80年、90年、100年コンクリートと同素材でアップグレードが出来ます。

色々な意味で環境配慮が出来るコンクリート素材への技術開発であります。
この様な思想が日本で広まればと考え、日本大手セメント会社、日本土木学会指針案を決定します役員先生方と開発協議会グループにて弊社は活動しており、日常業務考察に活かされております。

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